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2008.01.23

NEWS>3歳男児が心肺停止、意識不明から生還 

3歳男児が心肺停止、意識不明から生還

今月2日、愛知県設楽町のため池に転落し、10分以上心肺停止になって5日間意識不明だった保育園児玉越光ちゃん(3)が22日、静岡県立こども病院を元気に退院した。父親の人工呼吸、ドクターヘリによる搬送、低体温療法で脳が保護されたことなどが“奇跡の生還”に結びついたという。後遺症もなく光ちゃんはVサインで約20日ぶりに自宅に帰った。

 22日午前、光ちゃんは20日間過ごした病室を出た。黄色のシャツを着た光ちゃんはニコニコ顔で、父親の会社員立佳さん(42)に抱かれ、しっかりとしがみついていた。報道陣のフラッシュにちょっと驚いたのか、恥ずかしそうにしていたが、最後は右手で小さくVサインをつくって退院できる喜びを表した。

 立佳さんは「池から引き上げた時は元に戻れるとは夢にも思わなかった。また、笑顔が見られてうれしい」と語った。取材を受ける間も光ちゃんを抱き続け、背中を優しくさすっていた。

 今月2日、正月の帰省で母の実家に滞在中だった。立佳さんと2人で、前夜雪が降ったこともあって、近くの畑で雪遊びをしていた。立佳さんが目を離したすきに光ちゃんの姿がみえなくなった。実家から南西に約40メートル離れたため池に光ちゃんが沈んでいるのを発見した立佳さんが、飛び込んで引き上げた。ため池は水深約1・6メートルで氷が張っていたという。

 助けられるまで、10分から30分心肺停止状態だったとみられる。立佳さんがすぐ人工呼吸をして、妻の義姉の119番通報でドクターヘリが駆けつけて搬送した。ヘリに乗った時点で体温は28度で意識はなかった。治療スタッフは体温を33~34度に維持する「脳低温療法」を実施した。5日から徐々に体温を上げていくと、事故以来閉じていた目を、6日に初めて開いた。数日後には驚異的な回復力で食事や会話もできるようになったという。

 静岡県立こども病院の植田育也医師は「通常は心肺停止すると障害が残ったり命の危険もあるが、低体温で脳が保護された可能性がある。お父さんの人工呼吸やドクターヘリによる迅速な処置、搬送が大きかった」と話した。あどけない笑顔を見せた光ちゃんは、元日以来21日ぶりに大好きな愛知県田原市の自宅に帰っていった。

[2008年1月23日7時45分 紙面から]

お父さんの最初の対応がすばらしかったのだなぁと思います。静岡県立こども病院の集中治療センターは去年の夏オープンしたばかり。早速このような快挙を成し遂げていくところがすごいと思います。さすが、植田先生を招いて、オープンした施設ですね。

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Comments

なるほど、今日話していたのはこれだったのですね。
落ちたのが、冬の池というのも大きいのでしょうね。
前の病院で、同じように冷たい水(お風呂)に落ちて、
心肺停止になったのを見つけた家族が近くの病院まで
走って連れて行って助かったという子がいて、
元気に歩いてしゃべっているのを見て感動しました。

もちろん、見つけた人がすぐに心臓マッサージを始める
というのもすごく重要ですが。
おとなでも、近くに除細動器がなくても
すぐに心臓マッサージを始めることで
ほとんど障害なく退院できることもあるので、
やはり広めるべきは心臓マッサージ(&人工呼吸も?)
なのでしょうねー。

Posted by: okay | 2008.01.24 at 09:24 PM

元気に退院できるために、適切な対応ができるように、教育が大切なんだと思います。
埼玉小児はそういう一般の人向けの救急講習を数多く主催していました。そういう拠点に小児病院はなっていくことも大切なんだと思います。

Posted by: 犬尾千聰 | 2008.01.25 at 07:44 PM

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