今日も仕事ネタ
アトピー性皮膚炎の1歳のこどものケースです。
こられたときの皮膚の状態はかなりひどく、かゆくて夜もよく寝むれないということでした。人見知りが激しいのでその際の写真をうまく撮ることができなかったのですが、お母様に、同じくらい悪かったころの写真を持ってきて頂きました(2ヶ月くらい前のもの)。
血液検査ではあらゆるものが陽性であり、なにを食べていいのかわからない状態。
スキンケアと薬のステロイドの外用療法を指導して、わずか2週間後の写真です
もう、薬はあまり使わなくても、皮膚のコントロールができるようになりました。
夜もよく眠れるようになったと、すごくすごく喜ばれていました。
食物負荷試験で検査で陽性の食べ物を食べてみましたが、特に皮膚が悪化することなく、めでたしめでたし。
たぶん、ステロイドの外用薬は半年くらいは、ちょこちょこは使わなければならないとは思いますが、それ以降は薬の使用もいらなくなるんでしょう。
クリニックで皮膚の悪い子をよく見かけるんですが、悪いんだけど「こんなものなのかしら」と思っているケースが多い。「鼻水が出るんですけど」と受診された人のアトピー治療をすることも多いです。アトピー性皮膚炎はガイドラインがあるので、ガイドラインに従って治療をすれば、たいてい良くなっていきます。
それをよくわからずに食物が原因だなどとして、皮膚のスキンケアや治療を怠っていると、いつまでたっても直らない状態が続き、いつしか「こういうものだ」という風にあきらめちゃうんですよね。アレルギー科でアトピー性皮膚炎の食物アレルギー疑いのこどもたちを数多く見るようになって、よりわかったことは、「食べても皮膚が悪くなる人はほとんどいない」ということ。20人いて1人くらいかな、皮膚が悪くなるのは。
クリニックで治療を指導してよくなると、私が勤務している時をねらって、続けて通ってくる人が多いのですが、「皮膚科に行ってくださいね」と指導しています。やっぱり、私は皮膚治療は正直苦手意識があるので、皮膚は皮膚科です。
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